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センター現代社会、センター倫理、センター政治・経済、センター倫理、政治・経済
センター物理基礎、センター化学基礎、センター生物基礎、センター地学基礎
問題概観
1.物質の状態 23点:マーク数6
2.物質の変化と平衡 23点:マーク数6
3.無機物質 23点:マーク数7
4.有機化合物 22点:マーク数7
5.合成高分子化合物 9点:マーク数3
6.天然高分子化合物 9点:マーク数3
※大問5-6 択一
河合塾
大問数は必答4題と選択1題(第5問 合成高分子化合物、第6問 天然有機化合物から1題)、の5題構成。「化学基礎」からも出題された。
・難易度:やや難化
・出題分量:昨年までの「化学I」とほぼ同じであった。
・出題傾向分析:
「化学基礎」を含む化学の全範囲から出題された。ただし、希薄溶液の性質、反応速度、電離平衡など出題されていない項目もあった。第1問、第2問が理論分野、第3問が無機物質および理論分野、第4問が有機化合物、第5問、第6問は選択問題で、第5問が合成高分子化合物、第6問が天然有機化合物で、選択問題の配点ウェイトは低かった。全体としては基本事項に関する設問が多いが、第3問問5のグラフの読み取りや、実験を扱った問6の局部電池、第4問問5の有機化合物の分離は思考力を問うものであった。また、第2問問3の溶解度積および第5問問3のビニロンの計算は、難しい問題であった。なお、今後も「化学基礎」からの出題が想定されるので、「化学基礎」を含めた化学全体の学習が必要である。形式は旧課程「化学I」を踏襲しており、また、旧課程「化学I」と同一問題も多く(45点分、マーク数13)、過去問の演習も効果的であろう。
参考:http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/15/index2.html
城南予備校
・難易度:比較なし
・出題分量:比較なし
・出題傾向分析:
解答数は、これまでの旧課程化学Ⅰとほぼ同じであった。計算問題もほぼ同程度の 9 問であった。問題の分量も時間内に解答可能な量であったと思われる。選択問題として天然高分子と合成高分子が別々に出題されたが、ほぼ全範囲から出題された。これまでの旧課程化学Ⅰと比べると範囲が広くなったが、各設問の難易度はあまり変化していなかった。ただし、溶解度積の計算問題はミスしやすく、また、選択問題の高分子の計算問題は、どちらもやや難しい問題だった。
これまでの旧課程化学Ⅰと同じように、教科書の基本事項をしっかり身につけ、演習を積むことで確実に得点できる。
参考:http://www.johnan.jp/sokuhou/pdf/15_kagaku_2.pdf
駿台・Benesse
高分子化合物が選択問題。「化学基礎」の知識で解ける問題もあった。難易は標準
・難易度:標準
・出題分量:大問数は6。第1問~第4問が必答で、第5問・第6問から1問選択。解答数は29個(選択問題をすべてあわせると32個)。
・出題傾向分析:
「合成高分子化合物」と「天然高分子化合物」が選択問題として出題された。原子の構造、酸化還元滴定などで、「化学基礎」の知識のみで解答できる問題がみられた。また、新課程の学習指導要領を意識した実験や探究活動に関する問題がみられた。
特定の分野に偏ることなく、幅広く出題された。「合成高分子化合物」と「天然高分子化合物」が選択問題として出題された。
参考:http://dn.fine.ne.jp/dn/b/002/center/sokuhou/mondai_k/mk_523_2.html
東進
大問数は5題、マーク数は29。第5、6問のうち、いずれか1問を選択させる形式。高分子化合物が選択問題であった。
・難易度:やや難化
・出題分量:比較なし
・出題傾向分析:
大問数は5題であり、第5、6問のうち、いずれか1問を選択させる形式であった。選択問題では、教科書の後半で取り扱う高分子化合物が出題されていた。学習進度に応じて選択できるため、選択した問題による難易度の差はそれほど大きくなかったと思われる。なお、出題形式などは前教育課程を踏襲している。また、過去のセンター試験問題と似通った出題が複数問あり、過去問学習を行うことの重要性を再認識する問題であった。 なお、第1問問5や第2問問3など、素早い計算が必要な問題があった。合計でマーク数が29であり、時間内に全てを解き切るには相応のスピードが求められる内容で、全体としてやや難しかった。
参考:http://www.toshin.com/center/kagaku_shousai.html
代々木ゼミナール
概ね基本的であるが、グラフや実験を考察するものや計算が面倒なものも比較的多かった。一部、選択問題が出題された。
・難易度:やや難化
・出題分量:正誤問題は必答問題で10題、選択問題の第5問で1題、第6問で1題であった。計算問題は必答問題で8題、第5問で1題、第6問で1題であった。
・出題傾向分析:
大問数は6題で、解答数は29個であった。基本問題が中心であるが、グラフや実験を考察するもの、計算が面倒なもの、細かい知識を要するものも比較的多かった。第5問と第6問のうち、1題を選択解答する形式だった。
第1問は化学基礎と物質の状態、第2問は物質の変化と平衡、第3問は無機物質、第4問は有機化合物、第5問は合成高分子、第6問は天然高分子。
一部、化学基礎からの出題が見られた。
第3問の問5のグラフの問題や、第3問の問6、第4問の問4の実験の問題など、思考力や細かい知識を要するものが目立った。
設問数の約4割程度が旧課程化学Ⅰと共通問題であった。
参考:http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/15/center/2/bunseki/1208264_2074.html
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