どんな人?
ハインリッヒ・シュリーマン(1822年~1890年)
シュリーマンはドイツの考古学者であり、実業家でもありました。
神話に登場するトロイアの遺跡を発掘したことで有名ですが、その自伝の中で明かした自らのユニークな「英語の習得法」でも有名な人です。
なんと18か国語も話せたそうです。
そんな彼の言葉が以下です。
『そんなわけで私はわき目もふらずに英語の勉強に熱中した。
私はこのとき必要に迫られて、外国語習得法を一つ見つけたが、この方法を用いると、どんな外国語でも非常に楽に覚えられる。
この感嘆な方法というのは、何よりもまずこうである。
声をだして多読すること、短文を訳すこと、一日に一時間は勉強すること、興味あることについていつも作文を書くこと、
その作文を先生の指導を受けて訂正し暗記すること、まえの日に直されたものを覚えて、次の授業に暗唱すること。』
まとめ
1.原文を訳さずに大量の英文を音読をする。多読
2.自分の興味があることについて英語で作文する。
3.毎日英語を勉強し、書いた作文を教師に添削してもらい、それを翌日暗唱する
という事になります。
暗記や勉強量、そして効率的な勉強方法を織り交ぜた実に実践的な内容になっていますね。
取り立てて特別な勉強方法、という事ではなく如何にこれを徹底できるかが勝負でしょう。
皆さんの中にも似たような勉強をやっている人がいるかも知れませんが、その方法は合っていると自信になりますね!
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