国会議員政策担当秘書とは?
国会議員政策担当秘書は国会議員の政策立案および立法活動などを専門的な立場から補佐する特別職の国家公務員になります。
国会議員の政策立案能力向上のために1993年に創設された資格で比較的新しい比較でもあります。
受験資格者は大学卒業者、卒業見込者、試験委員会が1.と同等以上の有識者と認めた者と決まっています。
受験資格がない方は日本国籍を有しない者、成年被後見人または、被保佐人(準禁治産者を含む)、公務員として懲戒免職の処分に処せられ、処分の日から2年を経過しない者。
などと法的に決まっていますので、該当していないか十分に確認することが大切です。
法律についての勉強法
国会議員の補佐役として活躍することが出来、政治や法律についてもしっかり学んでおく必要があります。
まずは政治家の仕事を把握することが大切です。
議員の政策立案や立法活動、議員立法の取りまとめなどのサポート職務を行いますので、取りまとめなどのサポート職務のためのデータ制作などを勉強する必要があります。
試験の科目は1次が短答式(一般教養科目)と論文式(必修が1問、選択必修が2問のうち1問の計2問)、2次は口述。1次の短答式で得点が低かった場合は、論文の採点はされない。
論文試験が大変に難易度の高い試験で、国家公務員試験Ⅰ種より難しい、ともされる。
不明な点は衆議院国会議員政策担当秘書資格試験委員会に問合せを行いましょう。
参議院国会議員政策担当秘書資格試験委員会でもテストについての説明を行っています。
現実的には
国会議員を強力にサポートする優秀な人材を選別するために設立された資格ではあるが、その難易度も相まって現実的には国会議員がそれまでの自前の秘書をそのまま登用することが多いため、あまりこの資格が活用されている、とは言いにくい状況です。
しかしながら、細野豪志さんのように実際に試験をパスするような優秀な方もいますので、突破できれば価値のある資格になる事は間違いありません。
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