「複数回実施」「知識量よりも考える力を問う」。センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト」（仮称）は今の中学１年生が受験する２０２０年度に始まる。おおまかな方針は示されたが、具体的な姿はまだ…

情報源: 大学入試改革、対応競う受験業界　中１向け模試も開発：朝日新聞デジタル

センター試験の廃止

長く続いてきた大学入試センター試験が廃止されようとしている。

今の中学1年生が大学生になる頃、2020年を想定して「大学入学希望者学力評価テスト」（仮称）として実施される予定だ。

一発勝負の受験を変えるべく、複数回受験出来る試験を導入する、と言うことで大まかな概要は示されたものの、まだまだ具体像は見えてこない。

行政のスピードとは裏腹に対応に動いているのはスピードの速い民間の受験業界だ。

受験業界の動向

「大学入試改革対応」、このようなメッセージとともに代ゼミグループは、中学１年向けの模試「論理力評価テスト」を開発し、今月からスタートする予定だ。

恐らく新しい制度の概要が見えてくるにつれ、対応をする受験業界の企業は増えてくるものと思うが、やはりある程度先を見越して先手を打ってくる企業も多いだろう。

受験生は適切な情報を得て、しっかりと選んでいってもらいたい。