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【高校受験2016】平成29年度愛知県公立高校入試の変更点

愛知県教育員会高等学校教育課は昨年6月22日に、平成29年度から入試制度が変更されることを発表している。入試制度のおもな変更点や注意点を紹介する。

◎平成28年度までの愛知県公立高校(全日制)の入試制度

県内すべての普通科高等学校を「尾張第1郡」「尾張第2郡」「三河第1郡」「三河第2郡」の4つに分け、さらにそれぞれの郡をAとB、ふたつの学校グループに分割している。学区(通学区域)は昭和31年度から現在まで、普通科は尾張と三河の2学区で、専門学科は県内全域に定められている。受検生は、居住する学区内の高等学校に出願する。

愛知県公立高校入試の特徴は、推薦選抜と実施期日をずらしたAとBの2つの学校グループによる入学検査を併用した「複合選抜制度」にある。受検者は、A・Bグループのいずれか一方、または双方の学校(普通科については、同一群内)へ出願する。出願の際、AグループとBグループの志望校にはそれぞれ、第1志望と第2志望の志願順位をつけることができる。推薦選抜と一般選抜は別日程に実施されるため、A・Bグループ双方の選抜も含めれば最大で3回、出願のチャンスがあった。

◎平成29年度以降の新入試、おもな変更点

・郡の統合

平成28年度までは「尾張第1郡」「尾張第2郡」「三河第1郡」「三河第2郡」の4つに分かれていた郡は、「三河第1郡」と「三河第2郡」が統合され、「尾張第1郡」「尾張第2郡」「三河郡」の3つに分けられる。これまで学校数が少なかった三河が統合されることにより、三河地域の生徒は受検できる学校の選択肢に幅が生まれる。

・学力検査の配点と時間

平成29年度愛知県公立高校入試の入学検査の教科は国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科。平成28年度までは各教科40分、20点満点だったが、新入試からは各教科45分、22点満点に変更される。合計得点の最高点は110点。ただし、外国語(英語)は、聞き取り検査が10分間程度、筆記検査は40分。

・日程

入学者選抜はこれまで推薦選抜と一般選抜(A・Bグループ)は別日程で実施されていたが、平成29年度入試からは同日に実施する。推薦選抜の出願対象者は、志願先の高等学校を第1志望とし、各高校が示す条件を満たし中学校長の推薦を得た者。推薦選抜の志願者は、第2志望校は一般選抜に出願できる。

・推薦選抜の学力検査必須化

平成29年度以降は全校で学力検査と面接が実施される。推薦選抜の場合は、一般選抜の面接を兼ねて入学検査を実施し、不合格となった場合は改めて一般選抜の対象となるため、推薦選抜の志願者も必ず5教科学力検査を受検する。ただし、推薦選抜では学力検査の結果は資料として用いない。

なお、平成29年度以降の全日制課程普通科の通学区域、群およびグループ分けも県のHPに掲載されている。

情報源:
愛知県HP教育員会高等学校教育課「平成29年度以降の公立高校(全日制)の入試制度について」http://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/15790.pdf


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こういうのってなかなか送りにくいけど、、
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