どんなイメージ?
「中小企業診断士」といえばどんなイメージをお持ちですか?
資格の概要としては「経営コンサルタント唯一の国家資格」と紹介されている場合が多いですね。
ただし、ビジネススクールでMBAを取得し外資系やシンクタンクに在籍するような経営コンサルタントとは異なり、
「中手企業」を対象としる点が特徴です。というイメージがつかめず「?」がついてしまう方も多いと思います。
興味はあるものの、実際には何を勉強するのか、何の役に立つのか取得のメリットが分からず、受験に躊躇している方も多いかと思います。
そんなビジネスパーソンの皆様やこれから社会に出る学生の皆様ににこそ、私からは中小企業診断士の受験をおすすめしたいと思います。
私自身は大企業のサラリーマンであり、診断士として独立をしているわけではありません。でも診断士の取得をおすすめしています
なぜか。それは自身の社会人としての自己研鑽に必ずや中小企業診断士が役立つと確信をもって言えるからです。
試験の概要
例えば診断士の一次試験の科目を見てみましょう。
①経済学/財政政策
ニュースを読み、マクロな視点で世の中の流れをとらえる基礎力です。
②財務/会計
皆様がいつも意識している超重要科目ですね。
③企業経営理論
ここで問われる組織論や経営戦略はどの組織マネジメントでも欠かせない視点です。
④運営管理
在庫管理や生産管理、マーチャンダイジング…あなたはどこに携わっていますか?
⑤経営法務
M&Aや知財、民事再生などニュースや新聞で毎日目にするワードを正しく理解していますか?
⑥経営情報システム
言わずもがな。人・物・金そして情報の時代です。
⑦中小企業経営/政策
大企業の方でも取引先に数多の中小企業があると思います。中小企業のリアルに迫ります。
難しそう?
いかがでしょう。全てがビジネスの基礎基本だと思いませんか?あなたは全てを身に着けていますか?
この資格を取ったからといって明日からのあなたの仕事が大きく変わることもなければ、
この資格がなければできない仕事もありません(診断士には独占業務がないという意味でも)。
ただ、この資格の学習を確実にやりとげることであなたは確実にビジネスパーソンとしての
基礎力をワンランクアップさせることができるでしょう。
中小企業診断士は決して簡単にとれる資格ではありません。
ただ、覚悟を決めて学習をして無駄になることも何一つありません。
繰り返しになりますが、私はこの資格取得を自分の経験からも
自信をもっておすすめします。
ぜひ中小企業診断士受験にチャレンジしてください!
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