東大を目指すAI
国立情報学研究所(NII)が取り組む人工知能(AI)プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」は11月14日、2015年度のセンター試験模試8科目で偏差値57.8を記録、数学と世界史では偏差値64以上を達成したと発表した。
情報源: 東大を目指すロボット、数学と世界史で偏差値64超を記録 | リセマム
なんと、国立情報学研究所の東大を目指すAIがセンター試験模試で数学・世界史においてはなんと偏差値64以上を記録した、と発表されました。
恐らく国語などの自由表現を用いる科目などでは今後の改善が必要なものと思われますが、数学などはかなり実用的なレベルに迫ってきているのではないでしょうか。
予定では2021年までに東大合格を目指すようだ。
そのうち東大に入るロボットが生まれてくるかも知れませんね!
将棋の電王戦は終了
先日10月10日に情報処理学会が突然「コンピュータ将棋プロジェクトの終了宣言」を発表しました。新棋戦「叡王戦」も始まり来年には第1期電王戦が控えているさなかでのこの宣言。一体どういうことなのか、電王戦のこれまでを振り返りながらその真相を探りました。
情報源: 「コンピュータ将棋プロジェクト」終了宣言を情報処理学会が発表、「新棋戦」開始直後発表の真相を探る:将棋電王戦への道 – Engadget Japanese
AIの研究ということであれば一つ非常に興味深かったのは将棋の電王戦です。
しかしながらこの電王戦、情報処理学会がプロジェクトの終了を宣言しました。この背景にはプロ棋士とほぼ互角の勝率が出ていること、恐らくこれからコンピューターの処理性能が高まっていく事でコンピューター側の勝率が上がってくるであろう、という予測から終了の決定に至ったものと思われます。
非常に紳士的な対応だったのでは無いかと感じています。
コンピューターの処理性能は今後も飛躍的に高まっていく中で人間とコンピュータを比較した場合、単純な演算などではコンピューターに部があるでしょう。
しかしながら双方に得手不得手の領域が存在するのも事実で今後も上手くコンピューターの力を使いながら人間の生活に役立てていくのでは無いかと感じています。
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