完璧を求めない
難しい本を読み進めていくのは、苦痛な作業です。
難解な言葉で自分の理解を超える内容が書き連ねてあったら、放り出したくなってしまうものです。
難解な本を読まなければならないときは、分からないところはひとまず置いて、先に進むようにしてみて下さい。
ある秀才はこう語っています。
「難しい本を読んでいて分からないところが出てきたとき、以前の僕はそのわからない部分の周りを何度も何度も読み返していました。
同じところをグルグル回って、無理にでも意味を理解しようとしていました。」
「でも、ある時ふと思い直したんです。とりあえず先に進んでみて、やっぱり理解できなかったらまた戻ってくればいいじゃないかと。
それで、分からないながら読み進んでみたら、意外と理解できるということに気づきました。」
繰り返して読む
理解できない部分は無視してページを進めていき、それでもどうしても分からなかったら、あとで考えればいいというわけです。
「意味が分からないけど、そういうものなんだ。」とし、無理やり理解しようとせず読み進めるのがコツです。
そうすると、あとで突然、理解できるようになったりもします。
確かに、分からないままで読んでいくのは、イライラするものです。でも進んでいけば、いつかは分かると信じて、とにかくページをめくっていって下さい。
すべてを理解しようとせず、完全に理解する部分と、とりあえず見逃しておく部分とを切り離し、割り切って読み進んでいく本の読み方です。
試してみて下さい。
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