意義を理解する
ここまでくれば自分の勉強法がかなり確立されているはずです。
英語学習において必須、となっていることは確実に押さえていて、既に何かの方法論を学ぶ必要は無くなっているレベルであると思います。
ここで重要なのは、自分が取り組んでいる学習がどのような意味があるのか、どのような効果があるのか、と言う事をしっかりと意識、理解しながら進める事です。
何となくこの問題集をやっている、ではなく、この単語帳をやるのはこれが理解できるようになるため、この長文の対策はセンターの大問6番を解くため、などそのような意義を理解した上で進めましょう。
また、間違えの方が少ない訳ですから、その都度必ずつぶして二度目を絶対に間違えないようにしましょう。
予習の段階ではなぜ、その間違いをしたか、その選択肢を選んだか、理由を明記し、授業等で確認すると言うことも出来るでしょう。また、全ての学習に関して必ずストップウォッチなどで時間を測ってやりましょう。
英単語
速読英単語の必修編を派生語等を含み完成させましょう。
英語に余裕があり、他の科目との兼ね合いで手を出せそうな人は速読英単語上級編に取り組んでください。
しかし、このレベルになった場合、やみくもに英単語を増やす必要はありません。そうでなくてもほとんどの文章は読めるようになっていますから、どの単語を覚えるか、覚えないか、と言う事を意識して選別するようにしましょう。
また、このレベルでは問題演習や初見の英文で仮に分からない単語があった場合でも、前後の文脈や単語の接頭語などからある程度推測出来たりします。そうした事が出来る練習もしておきましょう。
正確な文章が分からなくとも文脈から、○○に対して「賛成」か「反対」の意見なのか、このような事を表現している単語なのではないのか?などいくつかのパターンで推測出来ます。
英単語を100%覚えることは不可能ですので、ある程度の推測が必要で、本番でそのような状況に陥った場合でも焦らずに対処出来るようになります。
また、対象の単語が分からずとも文章が読める場合なども多々あります。当然あまりに難解なレベルの単語には注釈がついていますので、ほとんどの文章は読めるようになるでしょう
英熟語
最難関の私大・国公立を目指し、他の科目との兼ね合いを考えて実践できそうな人は、センター750以外の熟語帳を覚えてもいいかと思います。
単語のところに書いた観点を熟語でも意識して取り組んでください。
お勧めの熟語帳は特にありません。
今までの勉強を通じて一番自分にあっているという熟語帳を探してみてください。
しかしながら無理をしてまで参考書を増やす必要は無いでしょう。それこそ自分の特性などが見えてきていると思うので、それで判断してみればいいでしょう。
文法、構文
問題集を解くのでも構いませんし、最低限の復習を必ずするようにしましょう。自分の使っている文法書などがあればそれで構わないでしょう。
しかしながら、文法だけに特化して復習するのは辞めましょう。
このレベルでは文法だけを学ぶのではなく、例えば例文など、実例を使い実践的に学ぶようにしましょう。文法は知っていないといけませんが、文法だけでは点数が上がらないのも事実です。
是非、長文読解、そして音読に主眼を置いてください。
この他では模試などで間違えた問題だけをノートにまとめたりしてそれを確認する、という方法も良いでしょう。このレベルの皆さんなら正解の方が身についている量が多いので、毎度全部を確認するのは非効率と言えるでしょう。
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