フォーミュラ1700
後者の単語帳はセンター1800と同じ形式・レイアウトの単語帳であるから覚えやすいという利点があるかと思います。
掲載されている単語は基礎から難関をカバーするもので難しいものばかりではなく、既に習得している単語もあるかと思われます。
ですから全部わからない単語帳を使うよりハイペースで単語帳をマスターすることが可能です。
また、どうせ授業で長文をやるわけだから単語は単語としてさっさと覚え、新たな長文を読みこなしたいという生徒もいるでしょう。
そういった生徒にも一問一答形式で掲載されているこの単語帳がお勧めです。短い例文もついているので文脈で覚えるという作業にも対応しています。
とにかくこの単語帳は『覚えやすさ』『継続して最後まで覚えきることができる』という点に配慮しているので、なかなか単語帳を一冊終わらせることができないという人にこの単語帳をお勧めします。
各参考書の使用例
速読英単語(速単)
初見で英文を読む。一問一答形式でボックスがついている見出し語を覚える。
長文を回数・時間を決めて音読することで知識を定着させる。
まずは派生語等を意識せずに見出し語のみ覚えるようにしてください。
人間ですからもちろん1回で覚えられるはずもなく何回も繰り返すのは当たり前です。
ただ、上述の勉強法を実践して成績を上げた人であれば、この単語帳に掲載されている5割程度の単語力は身についているはずなのでそれほど苦痛な作業ではないと思われます。
フォーミュラ1700
フォーミュラ1700は本の前書きに使い方が書いてあるのでそちらを参考にしてください。
熟語は日本人には覚えなければわからない表現なので非常に大切ですがセンター750レベルで受験は十分と言えます。
ですから新しい熟語帳に取り組むのではなくテキストや授業でわからなかった表現をセンター750にプラスして覚えるという対応で大丈夫だと思います。
文法・構文の学習
基本的に135点以下の勉強法と変わりません。「何がポイントで聞かれているか?」を意識して学習してほしいです。
文法問題はパターンが存在し、日ごろからそれを意識しておくことは初見の問題を解く際にも役立ちます。
長文読解等の総合的学習
基本的な勉強法は135点以下のゾーンと変わりません。
ただ、このレベルでは音読が一番大切になってくると思います。
今までの単語・熟語・文法・構文の知識の蓄積があるものの、長文を読むという作業が少ないからこそ「時間が足りない」という声が上がるのだと思います。
もちろん単語・熟語・文法・構文の学習は今まで以上にやるのは当然のこと、英語を体得という観点から音読に力を入れてみてください。
今までの知識の蓄積が有機的に結びついて『英語がわかる』状態を体験できることになるでしょう。
ここまでくると英語がわかってどんどん好きになってくると思います!
更には、英語にかける時間が少なくなっていき他の科目にかけられる時間が延びる
→相対的に全科目の成績が上がるという結果を手にすることができると思います。
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