そして前述したこの修正には、心からの『納得』が伴っていることが必要十分条件となります。
これは、参考書の解答解説についても言えます。
良くありませんか?自分の解釈と解答解説が違っていることが?納得できないことが。
現代文の学力の伸びを最も阻害するのは、『これが解答とされているのだから(納得はいかないけど)、 納得するしかないか』という姿勢です。
繰り返しになりますが、本番での得点を保証してくれるのは、『納得を伴った思考プロセス』であって、正解した問題量ではありません。
ですから、解答解説で納得がいかない場合、自分の考え、思考プロセスの正しさを、徹底して検証してみるべきです。そして、解答解説の誤りを、徹底して検証してみるべきです。
その間、双方の『正しさ』の間で、学習者は揺れ動くことになるわけですが、
それこそが現代文学習の本質です。
正直、すべての生徒にここまで要求してしまうと『思考の体力』が欠如しているために、行き倒れてしまう人間も出てきます。
そして最後に現代文には間違いの無い、絶対的な答えが存在します。これを探し当てられるかどうかです!
是非頑張ってください!
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