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【2016センター試験特集】 センター試験 英語・リスニング 各予備校解説・分析・概観まとめ

問題概観

  1. 第1問 12点:マーク数6
  2. 第2問 14点:マーク数7
  3. 第3問 12点:マーク数6
  4. 第4問 12点:マーク数6

河合塾

第3問B以降に出題形式の大幅な変更があった。
・難易度 難化
第3問B、第4問A、第4問Bに出題形式の変化があり、その中でも第4問Bは、3人の討論を聞いて質問に答える新しい形式の設問で、3人の意見の類似点と相違点を整理しなければ答えを導き出すことができず、かなり難しかったと思われる。

・出題分量:マーク数、配点は昨年と同じ。読み上げられた英文の総語数は1,129語(昨年度は1,123語)。質問・選択肢の総語数は576語(昨年度は462語)。

・出題傾向分析:

(第1問)対話を聞き、質問の答えとして最も適切なイラスト、数字などを選ぶ問題。問5は選択肢がセンテンスレベルになっているため、選択肢を読む負担が増えた。
事前に質問とイラストなどに目を通して、聴き取りのポイントを予測しておくこと、また、数字の聴き取りや計算にも慣れておくことが重要である。

(第2問)読み上げられた対話に続く応答を選ぶ問題。選択肢は昨年と同じく短め。
事前に選択肢に目を通して、場面・状況を想像しながら聴く訓練をしておくこと。聞こえてくる音に引きずられず、逆に聞こえてこない音で選択肢が作られていることもあるので、対話全体の状況を把握し、最後の発話の内容を十分理解した上で柔軟に応答を考えるスピーキング能力を向上させる練習が重要である。

(第3問)A:対話を聞いて、質問の答えとして最も適切な選択肢を選ぶ問題。
事前に質問文と選択肢から的を絞って、集中的に聴く練習をしておくことが重要。
B:図表完成型から、質問選択型に変化した。従来は数値と比較表現の聞き取りを中心とした問題であったが、複数の情報を聞き取り取捨選択する能力が問われる問題となった。
長めの対話を聞いて、複数の情報を整理しながら聞く練習をしておくとよい。

(第4問)A:短めの英文3題から長めの英文1題(従来の第4問Bの形式)になった。英文の内容は私的なエピソードであった。
事前に質問と選択肢を短時間で読み取り、的を絞った聴き取りをすることや、内容を正確に聴き取るために普段からディクテーションなどの練習を取り入れることが効果的であろう。
B:3人の討論を聞いて質問に答える形式が初めて出題された。
聴き取った情報の要点を表にまとめるような練習をするとよい。

参考:http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/center/16/

城南予備校

・難易度:難化

・出題分量:変化なし

・出題傾向分析:

大問数、解答数には変化がなかったが、第 3 問、第 4 問に出題形式の変化があり、新傾向の問題が出題され た。今年度より新課程での試験となったが、「授業は英語で実施すること」とする、新課程のポイントを踏まえた出 題ではないだろうか。
変更点は次の通りである。1第 3 問 B で出題されていた表・グラフの完成問題が、設問に答える形式に変化し た点。2第 4 問 B の長めのモノローグを聞き、3 つの問いに答える問題が第 4 問 A に移動した点。3第 4 問 B では新たに 3 人の会話を聞き取り、問いに答える問題になった点。 上記のような劇的な形式変更に加え、形式の変更がなかった問題も難易度が上昇している点を考慮し、全体と して「難化」したと判断した。 高得点を狙うには、普段から文字(スクリプト)に頼らずに音声を正確に口頭で再生する練習をすること、口語表 現に慣れることに加え、正確な発音を身につけておくことも必要である。

参考:https://www.johnan.jp/sokuhou/pdf/16_listening_2.pdf

駿台・Benesse

 

・難易度:昨年より難化。

・出題分量:昨年並。

・出題傾向分析:第3問Bは表内に当てはまる数字や名称を選択する形式から、文字情報と音声情報を組み合わせて、それらに関する3つの質問に答える問題になった。第4問Aはそれぞれのモノローグに関する質問に答える単問形式から、長めの英文を聞いてそれに関する3つの質問に答える形式に変更となった。第4問Bでは会話の場面が与えられたうえで、3人の生徒による討論を聞いて、3つの質問に答える問題が新たに出題された。

参考:http://dn.fine.ne.jp/dn/b/002/center/sokuhou/mondai_k/mk_eigolis_2.html

東進

設問数、配点に変化なし、第3問B、第4問に形式の変化あり

・難易度:難化

・出題分量:変化なし

・出題傾向分析:大問4題からなる全体の構成に変化はないが、第4問に形式面の変化があった。昨年までの第4問Bの形式(長めの文章を聞いて答える問題)がやや語数を減らして第4問Aに移り、第4問Bには、新たに3人の討論(発言数6、総語数300語)を聞いて答える問題が設けられた。昨年までの第4問Aの短い文章を聞いて答えるモノローグの問題が姿を消し、対話を聞き取る問題が増えたことになる。また、第3問Bでは、長めの対話を聞き取る点は変わらないが、設問形式がこれまでの表を完成させる形式から、3つの設問にそれぞれ解答する形式に変わった。
全体の総語数は約1100語でほとんど変化はなかった。英語の読み上げは標準的な速度で、設問ごとに2回繰り返される点も変わらない。ただし、内容面では説明的な文章の聞き取りがなくなり、日常生活における英語による発話を意識した内容となっている。具体的には、第3問Bは宅配ピザの注文、第4問Aは女性の体験談の語り、第4問Bは学校の英語の授業での討論といった具合である。英語を聞き取るだけでなく、日頃から英語を発話する機会を増やしていくことが求められている。
難易度については、昨年は迷うことが少ない設問が多く易化したが、今年はやや思考を要求する問題の増加や設問形式の変化により、昨年と比べると難化したといえる。

参考:http://www.toshin.com/center/listning_shousai.html#overview

代々木ゼミナール

大問数・配点に変化はないが、第3問B、第4問A・Bの形式が変わった。全体の難易度は昨年と比べてやや難化した。

・難易度:音声は聞き取りやすいが、語数が増え出題形式に変化があり、難易度はやや難化した。

・出題分量:総語数は約1,700語で昨年度よりやや増加。

・出題傾向分析:第1問が対話内容把握問題、第2問が対話完成問題、第3問A・Bが対話内容把握問題という大問構成は例年通りだったが、第4問はAが1つのモノローグの内容把握問題に変わり、Bは長めの対話の内容把握問題となった。読み上げられる英文は全体として平易な表現が用いられているが、第4問の設問と選択肢にやや難しいものが見られた。音声の聞き取りを正確に行えれば正答できる問題がほとんど。昨年度とは異なる形式であっても、音声を正確に聞き取れるリスニング力を備えていれば十分対応できる問題が多い。

参考:http://sokuho.yozemi.ac.jp/center/bunseki/1265094_2188.html


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こういうのってなかなか送りにくいけど、、
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