株式会社COMPASSは、人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を東京都北区にある桜丘中学校の2016年度春期講習に導入した。その結果、講習に参加した生徒全員の成績が向上した。
中学校に人工知能型の教材を導入するのは、日本初の取り組みだという。
Qubenaは、生徒がタブレットに入力する様々な情報を解析し、指導内容を生徒個人に最適化させる人工知能型教材である。
今回は桜丘中学校の数学の春期講習で、新中学2年生の生徒8人を対象としてQubenaを活用した。指導を担当した先生は数学を専門としていない教員。内容は中学1年生の学習内容の復習。その結果、講習開始前後の確認テストで、受講した生徒全員の点数が上がった。平均で10点あがり、最も成績が上がった生徒は28点上昇した。
指導を担当した先生は「人工知能が回答スピードや正答率を分析し、生徒の集中力等を管理することで、生徒の学習意欲につながっている」とコメントしている。
COMPASSでは、今後、多くの学校でQubenaを導入することを視野にいれて教材開発を行う。
情報源:excite「人工知能型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」 日本初・中学校の春期講習に人工知能型教材を導入 」
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