いきなりの不安
小学校入学にあたり早速親御さんはこんな心配を訴えます。
”授業についていけるかしら”
ママ友に相談すると”うちはお友達をたくさんつくって楽しく学校に通ってくれればいいの・・・”
なんて悠長な言葉が返ってきます。しかし もしお子さんを楽しく学校に通わせたいと本気で願っているのなら 授業についていけるよう自ら学習する習慣を身につけさせなければいけません。
授業についていけなくなれば学校がつまらなくなりしいては不登校、非行へとつながりかねません。
そこで今回はぜひ小学校低学年から身に着けて置くべきポイントをお話したいと思います。
ポイントを次の3つに絞ってみました。
1、 自宅学習の習慣をつけよう!!
2、 集中力を高めよう!そのために大切な事
3、 そして何よりまずは読解力。
1 自ら机に向かい学習する習慣
これは小学生の低学年からはじめていくべきです。
この習慣ができていないのにいきなり高学年になって自宅学習しろと言われてできるものではありません。
学校から帰宅してまずおやつを楽しく食べながら休憩をとります。
それからお友達と遊びに行くあるいはゲームを始める・・・
その前に!!まず簡単な問題集を2~3ページ、リビングのテーブルでお母さんの眼の届くところでやらせてみてください。
いきなり1人で自分の部屋で勉強するのは大変です。そして30分位から始めて少しづつ長く学習できるようにしていくようにしましょう。
必ず30分勉強してから遊びにいく。この習慣を早速4月から身に着けるようお家の方が手助けしてあげてください。
最初が肝心です。
2、学力をつける為に必要なこと、それは集中力
いかに集中できるか、これがポイントです。小さいころから集中力をつけていくためにご両親に気をつけて頂きたいこと。
それはお子さんの精神の安定です。
家庭が楽しく両親が仲良く穏やかであれば心が安定し集中できます。
また、叱ってばかりでは心が萎縮してしまいます。
いつも不安や寂しさで心が落ち着くことがない様では集中力は高まりません。
小学生といえども学校でつらいことや理不尽なことを沢山経験して疲れ果てて帰宅することもあります。
暖かく笑顔で迎えてあげてください。そして安心して過ごせる平穏な環境を整えてあげて下さい。
3、算数も社会も理科もすべての教科の基本は読解力
子供の根幹となる能力は読解力です。
テストの文章問題を正確に読み解き何を求められているかを理解する読解力がなければ話になりません。
では読解力を身に着けるにはどうしたらよいか。
読書をさせるのです。
小さい頃から絵本に親しみ常に部屋に本がありご両親の読書が日常的に行われる。
ご両親が読書好きだと難なく達成できることです。
図書館や書店にでかけて本のすばらしさに触れさせ、広い広い本の中の世界を体験させてあげてください。
読書の楽しみを教えてあげることはお子さんに対してご両親が与えることのできる最も重要な事のひとつだと思います。
以上の3つは決して難しいことではありません。
お金もかかりません。ご両親に高い知識がなければできないということでもありません。
なんせこの私が幼い娘に実行し塾に一切通うことなく東大進学をはたせたのですから。
小学生から実践すれば中学生、高校生になっても塾通いせずに自ら学習に取り組むことができるようになります。
ぜひご家族で協力してお子さんの為にすばらしい環境を作ってあげてください。
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