効果的な対象者:
一通り日本史のインプットが終わっていて、演習の足掛かりをつけたい人。
センター試験日本史で55点以上は取れる人。
俺だったらこう使う:
本人が苦手な分野(時代)だけを受講させて、その時代を再整理するのに使える。
推奨受講期間:
(知識の整理があいまいな分野を)2週間程度。
一気につめて、苦手をなくし、それから自分で過去問の「量」をこなしてほしい。
概要;
1講から10講までの全10講議
「はじめに」:
すばらしい。
スタディサプリの先生の中で唯一講座の位置づけをちゃんと話してくれている。
この講義は、全体を俯瞰するだけだよと。
「予習復習」:
予習は、 テキストの問題解いてくるだけ。
教科書の内容が頭に入ってなければ、問題といても、心折れるだけなんで、まずはテキストに書いてある
推薦図書を読んで理解してこいとちゃんと言ってくれる。
しかも、無理して僕の著書買えとは言わないので。というのも個人的には好感持てる。
推薦図書には太字で「教科書を読め」と書いてある。
まさにその通り。
教科書を読んで、大体の内容を理解し、
一問一答で定着できれば、あとはセンター過去問演習をやるのみ。
それで成績はあがる。
【スタディサプリ センター世界史B対策講座】 と違うのは、過去問を年度ごとに切り貼りしているわけではなく、
原始から近現代史に行くまでを年代順に講義し、
扱う題材はセンターの過去問を使っているという形なので、
自分の苦手だったりする、必要な部分だけ受講できるという意味ですごく丁寧。
GOOD:
日本史勉強の全体像をしっかりと理解されている。
BAD:
しいて言うなら、「センター日本史は過去問をやりこむのが最適」と言っているが、個人的には少し反対。
センター世界史の項でも書いたが、高校生が中途半端な知識で、過去問を解きこなしてわからないところを覚えるという学習アプローチは不可能。
実際は、しっかり教科書と一問一答で理解してから受けるべき。
記事提供:スタディサプリ研究所
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