佐鳴予備校が2016入試解答速報を掲載した。なお、各科目についての予備校の分析は以下の通り。
国語:「今年度も、大問一(小説文)と大問二(論説文)でそれぞれ、六十字程度・五十字程度で記述する問題が出題されました。本文内容をしっかりと捉えてまとめる必要がありました。大問五の課題作文は、百五十字以上、百八十字以内という字数制限の出題、大問三(放送原稿の精査)、大問四(古典)でも、内容を簡単にまとめる問題が出題されました。それに加え、漢字・慣用句・文法・敬語・熟語の構成といった知識に関する問題も出題されています。また、近年の傾向である「本文の表現の特徴」を問うような問題が今年度も出題されました。」
数学:「問題数は例年とほぼ同様で、出題傾向としては資料の整理の問題が初めて大問として出題されました。昨年に引き続き、説明問題としての出題となったため、今後も同様の形式が出題される可能性が高まりました。また、方程式の文章題の難度が近年高くなっており、苦戦した生徒もいたのではないでしょうか。差のつきやすい空間図形、関数、証明問題は特殊な解法が要求される問題は無かったものの、どれも難度はやや高めでした。解ける問題から確実に解答し、時間配分をしっかりと意識できていなければ、高得点を取りにくい入試だったといえるでしょう。」
英語:「例年通り、リスニング・対話文・英作文・長文という出題形式でした。全部で10点分ある英作文の難度がどれも高く、どのような表現を使えばいいのか迷った受験生も多かったと思います。語彙・熟語・文法の知識が必要なことは言うまでもなく、加えて、柔軟な発想力が要求される問題でした。リスニングについても、(1)のCとDにおいては読まれた英文の内容が複雑であり、(2)については読まれた英文は標準的ではあったものの、特に質問3ではほぼ一文を聞き取り正確に書く必要がありました。対話文と長文問題の難易度は標準的でしたが、英文の総単語数が昨年よりもだいぶ増えました(合わせて70語程度の増加)。英作文に時間をとられ過ぎると、最後の長文読解で時間が不足するということになったと思います。時間配分に気を使い、自分が解答できる問題を確実に正解に結びつけることができたか否かが、得点差に表れたでしょう。」
このほかにも理科や社会のアドバイスが掲載されている。なお、公立高校の面接試験などは3月4日、追検査実施は3月10日、合格者発表は3月15日。
情報源:佐鳴予備校HPhttp://www.sanaru-net.com/junior_high/action/exam_shizuoka/index.html
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