文部科学省は2日、国立大82校と公立大84校の2016年度入試の概要を発表した。書類審査や面接で選考するアドミッション・オフィス(AO)入試を1つ以上の学部で実施する国公立大は75校(45.2%)と
情報源: 東大・京大も推薦入試 国公立大、最多の159校が実施 :日本経済新聞
推薦入試での学力低下についてはかねてより議論が多くなされてきた事柄ではあるが、ついに国内のトップ大学も導入し始めた。
大学卒業、就職の際に基礎学力の低下が懸念されていた事ではあるが、実際に大学で学ぶ内容と社会人になってから必要な能力は別物であったりしている。
旧来の読み書き算盤的な学力が求められている時代は少々変わってきているのかも知れない。
このような時代の潮流の中、学力だけに囚われない人材を確保しようという大学側の思惑があることは間違いない。
実際に大学は入学してしまえば卒業は大して難しくは無いのが日本の状況だ。推薦で入学する生徒もかなりのハードルが用意されるものと思われるが、一度入ってしまえば卒業できないと言うことは無いだろう。
彼らが社会に出るときにどのような人材になっているのか?一つの大きな社会実験でもあるのではないか。
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