概要
この講座はTOEICのリーディングPartの対策を目的とした講座です。
1本あたり再生時間10~15分程度のチャプターに分かれているので、時間がない時にキリのよいところまで観るという使い方ができ、忙しい人でも気軽に学習ができる構成になっています。
短い時間で最大の効果を出す為に頻出項目にのみ特化しているので、参考書を買って数ヶ月間勉強するだけの時間の余裕がない人、次の試験で必ずベストの結果を出さなければならない人(院試を控えている人など)には特におすすめします。
人によっては、この講座を視聴するかしないかでスコアが何点か変わるのではないでしょうか。Partごとに視聴してみた感想を書きます。
Part5
Idiom問題、品詞問題、動詞の型問題の3つの授業からなります。
知識の確認→問題例→知識のおさらい、という流れで1つの動画内で2度知識の説明をしてくれるので、短い時間で知識が定着しやすいと思います。
Part5は単文穴埋め問題なので、消去法を用いて如何に素早く選択肢を絞るかがポイントです。
その為の知識として、「この文章の後ろにはこの品詞は置けない」といった文法やIdiomを覚えることが必要になります。
この授業では、そういった消去法の為の考え方や知識を解説しています。
Part6
Part6は手紙やメモといった形式の文章が出題される傾向にあり、この授業でもビジネスシーンで使われる慣用表現の解説が主になります。
メール頻出表現のチャプターは、TOEICだけでなくビジネス英語としても役に立つ内容でした。
他に求職・採用表現、法律関連の表現など、メール文でよく使われる表現が紹介されました。
Part7
語彙問題、シングルパッセージ問題、ダブルパッセージ問題、図表問題の4つの授業からなります。
動画内で講師の方がおっしゃっていましたが、Part7は配点が高く、また時間切れによって差がつきやすいので、TOEICの中でも最も重要なPartの1つだと言えます。
語彙問題は頻出される単語のみをピックアップして丁寧に解説されていて、チャプターごとのコンセプトがはっきりしています。
ダブルパッセージ問題は限られた時間で対策を行うのは難しいかと思いましたが、重要な部分はしっかり理解することができました。
特に印象深かったのは、今まで学部4年生のことを慣習的にB4と呼んでいましたが、このBの意味するところを知ったことです。
また、図表問題ではカメラの回っていないところで図表の板書を頑張って下さったようです(笑)。
全体的な感想
どんなに時間のない人でも、1日に40分程度の時間は作れると思います。
それだけの時間があれば、8日間でこの講座を一周することができます。
また、時間に余裕のある人にとっても、参考書を解き始める前に、頻出問題だけを集めたこの講座を視聴する方が、効率良く学習できるのではないでしょうか。
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