今回は、効率よく学習を進めていくノート術をご紹介します。
その名も、「訂正ノート」です!
訂正ノートとは、試験で間違えた部分を中心にまとめたノートです。
先生に提出を求められる板書用のノートとは異なるので、一冊に複数の科目の内容をまとめても構いません。
~使い方その1~
自分の好きなデザインのノートを選ぶべし!
学習を長続きさせるためのコツは、道具にこだわることです!
真っ白なノートに最初の文字を書く時ってワクワクしませんか?これは個人的なアドバイスですが、数ページくらい使った後で、初めて表紙に文字を書きましょう。
表紙の文字を失敗しただけでノートを変えたい気分になるのを防ぐためです。(笑)
~使い方その2~
回答用紙が返却されたら、間違えていた問題を切り取ってノートに貼り付けるべし!
問題文を書き写すなんて時間の無駄です。問題用紙にハサミを入れることに抵抗がある人は、先生に頼んでコピーしてもらいましょう!
やる気のある生徒の頼みを無下にはしないはずです。
~使い方その3~
回答用紙の自分の答えと、模範解答、間違いである理由をそれぞれ書くべし!
後で見直す際に分かりやすいように、自分の答えと模範解答は色を変えて書きましょう。
何故、正しい答えだけでなく間違えた答えも書くかというと、間違いに至ったプロセスをはっきりさせ、二度と繰り返さないためです。
同じ間違いを繰り返さないって、意外と難しいんです。
~使い方その4~
教科書や参考書から、その問題に関連する情報を書くべし!
試験の復習をする時に、配られた模範解答だけを確認して終わっていませんか?
試験で間違えた問題との出会いは、自分が間違えそうな他の問題を対策する絶好の機会!
数学なら類題、社会なら関連するキーワード、といったように枝葉を広げるように 情報を書き込みます。
ここで注意することは、分かりきった情報は書き込まないということです。
この作業をしっかり行えば、自分が間違えそうな問題を事前にカバーしておくことができますよ!
そして教科書や参考書を引用する場合は、引用元のページと行数をメモしておきましょう。間違えて書き写した場合に、ソースを確認しやすくするためです。
~使い方その5~
試験の直前に訂正ノートを見直すべし!
試験当日あるある「俺今回ノー勉なんだよねー。
マジ赤点だわー」とか言う奴に限って成績良いやつー!
試験の直前に教科書や板書ノートを開いても間に合いません。
訂正ノートで必要最低限の見直しをしましょう。
1学期中間試験で間違えたところをまとめる
↓
1学期末試験で間違えたところをまとめる
↓
2学期中間試験で間違えたところをまとめる
↓
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という感じにサイクルを回していきます。
いかがだったでしょうか。訂正ノートという言葉を初めて聞いたという人も、訂正ノートを作っているけどやり方が違うよ!という人もいるかも知れません。
訂正ノートはある意味ローカルな学習方法で、周りに熱心な学校の先生や塾の先生がいる人しか知らないと思います。
今回ご紹介した方法の他にも、「問題は自分の手で書き写す」「教科ごとにノートを分ける」などのローカルルールが存在します。
みなさんも自分にあった訂正ノートを作ってみてはいかがでしょうか?
☆今回のまとめ☆
★自分の好きなデザインのノートを選ぶべし!
★回答用紙が返却されたら、間違えていた問題を切り取ってノートに貼り付けるべし!
★回答用紙の自分の答えと、模範解答、間違いである理由をそれぞれ書くべし!
★教科書や参考書から、その問題に関連する情報を書くべし!
★試験の直前に訂正ノートを見直すべし!
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