さて、センター試験が終わり、復習も終わり、各予備校からの判定なども出てきた頃です。
いよいよ、これから本試験が始まってきます。早い所では来週くらいから始まりますね。
それではこれからの出願について考えていきましょう!
出願数は6~8校
まず、どのくらいの出願をするか、です。
大体ですが、センター利用も含め6~8校くらいは出願するものと考えましょう!
大抵、そんなに!?という反応がありますが、本当です!
ご家族も受ける本人も大変ですが、このくらいは普通に受けるものだ、とまずは認識しましょう!
理由は後述していきます。
出願の基本的考え方
基本的に、難易度の低い大学から第一志望に向けてステップアップするように受けていきます。
良くありがちなんですが、自分はその大学以外受かっても行かないから受けない、という人がいます。
ほんとーに良くいます!絶対にいます!そこら中にいます!
やめましょう。
今回の受験の目的はなんでしょうか?第一志望大学への合格ですよね?
それであれば本命への気合い、集中力、とかそういうものは捨てましょう。受かるための戦略を考えましょう。
なんでスポーツの大会の決勝戦はとても良い試合が多いのでしょうか?
それは各選手が途中の試合を勝ち抜く事によって調子を上げる、そして最高の状態で決勝を迎えるからです。
あなたはいきなり決勝戦から登場していきなり最高のパフォーマンスを出したいのですか?
だとしたら何も言いません、頑張ってください。
そうで無い人は、こだわりとか感情を捨てて、「勝つ」ための戦略を考えましょう!
合格安全校1~2校
いわゆる滑り止め、と言われる大学への受験です。
合格が確実視される大学には大体1、2校出願しておきましょう。
センター利用で合格が確実視される場合は無理強いはしません。その場合でも受験慣れ、場馴れするために1校くらい受けておいてもいいくらいです。
ちなみに本当に安全、と言い切れるのは自分の偏差値より8くらい下、と考えましょう。それくらいでもおかしくないです。
また、難易度の低いレベルの大学は受験日を複数設定していたりするので、中何日か開けて受けてもいいですし、一気に連続して受けて滑り止めを確保しておきましょう。
繰り返しますが、これらの大学には受かっても皆さん行かないんですよ!
行かないから受けない、では無くて第一志望の大学に受かるための階段です。そのためにもしっかりと受けましょう!
実力相応校2~3校
いわゆる自分の実力に応じた受験校です。もし受かっていたら、満足では無いがここには行く、という大学です。
ただ、大抵の人は自分の実力以上の所を見ているので、偏差値に関してはシビアに考えましょう。偏差値が同様、ないし数点下くらいの大学をそのように捉えましょう。
うまくするとセンター利用で合否が確保出来ていたりすると思いますので、その場合は日程などを考えてうまく受けられるように分散させるのも手です。
下記挑戦校を1、2校に絞って、この実力相応校を手厚く受験するのも一つの手です。逆にこのレベルをしっかりと押さえると、自信がつき挑戦校も受かりやすくなったりします。
基本的にはこのレベルの大学を一番手厚く受験するように考えましょう。
挑戦校2~3校
いわゆる第一志望レベル、受かったら絶対に行く志望の大学です。
基本的にはセンター利用で取れている事はあまりないでしょうから、センター利用での合格は戦略には考えないようにしましょう。
ここは数を増やすという考え方より1,2校に絞ってしまうのも一つの手です。その方が過去問などの対策もしやすくなります。
とにかく日程に気を付けて、体調も含め、しっかりと下から受けてレベルアップし、最高の状態で迎えるようにしましょう!
その他注意点
・連続日程での受験は?
あまり連続での日程での受験はおススメできません。中1日以上空けられるのが理想ですが、中々そうも言えません。
連続になるケースもあるので、連続は最大3日くらいまでに押さえましょう。ガッツある人は5日連続、なども有り得る事ですが、かなりしんどいです。
・地方からの受験1
出来れば前日入りして調整しましょう。当日は何が起こるか分かりませんし、交通機関の乱れも予想されます。
また、最近では大学近くのホテルなどは受験生用プランがあったりしますので活用しましょう。
・地方からの受験2
最近では各大学、地方会場での受験も増えてきていますので、志望している大学が近くの受験会場を用意してくれている場合、最大限活用しましょう。
移動のロスを大幅に下げる事が出来ます。
モデルケース
経済系の受験者の場合
・合格安全校
専修(経済)、日大(商)
・実力相応校
中央(商)、法政(経済)、明治(商)
・挑戦校
早稲田(商、社会科学、教育)
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