さて、落とし穴にはまらないよう後編になります!
キレイなノートの落とし穴
キレイなノートをまとめる生徒。とても多いです。特に女の子に多かったりします。
特に社会科のノートなんかには特に多いように思います。
ここで注意して欲しいのが、キレイなノートをまとめることがいけない、という事ではありません。
ノートをまとめていると手を動かしているのでとても勉強した気になります。しかし、これは勉強ではありません。
あくまでも作業です。頭を使ってしっかりと理解しながら写す、と言う事をしなければ意味がありません。
また、教科ごとにノートの適切なまとめ方は異なってきます。
歴史の年表、化学式、数式など全てのケースにおいて異なる訳ですね。
図式などを自分の手を使って書くことでしっかりと覚えられるのですね。また、図に書き出すことでより深い理解が得られることも多くあります。なかなかイメージしづらいものが図解出来た場合、すっと頭に入ってきたりします。
ノートをまとめる=ただの作業
です。この点をしっかりと理解し、自分の頭を使いながら、自分の言葉や図で整理していきましょう。
自分で理解の深いものに関しては簡単に書き出せますが、理解の浅い部分はすぐには書けません。
自分の理解度をチェックする上でも一つの指標になりますね。
定期テストと実力の関係
実は定期テストの点数を取ることって難しくありません。
なんでか?基本的には範囲が決まっているから、ないし先生からある程度の問題が示唆されるからです。
どこのクラスにもいるはずです、学校秀才と呼ばれる定期テストの点数がとてもいい生徒。
しかしながら、定期テストの点数を取るためだけの勉強は将来的には役に立ちません。
高校受験、大学受験の場面で必ず壁にぶつかってしまいます。
一種、一夜漬けのようなもので定着しなかったり、パターンで覚えてしまったりして本当に理解していなかったり、など様々な悪影響が考えられます。
限られた出題範囲の中である程度の点数が取れても、実力とは言えないでしょう。
もちろん内申点などのために定期テストの点数を取ることも重要です。
しかし、やはりしっかりと自分の実力を確認するのは模擬試験の方が適しているでしょう。
学校のレベルにもよりますが、定期テストでは高得点が取れるが模試では半分も取れない、こんな経験は少なくないはずです。
ここで重要な事は定期テストの勉強を定期テスト用にだけで終わらせてしまうのでは無く、その後の模擬試験や受験勉強にも使えるように「定着」させながらやっていくことです。
そうする事で無駄な勉強が無くなりますからね!
頑張ってください!
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