⑤【前日の動き】
いよいよ、最終回です。
今回は「テストの前日に何をするか」について話していこうと思います。
テスト前日になにをすればいいか。
理想は「問題集を解いていて、自分の落とした問題をもう一度解く」ということだと思いますが、他の教科でもやらなければならないことがあると思いますので、最低でも「自分の解いた問題集を見る」ということを行いましょう。
これは本当に見るでだけで、構いません。
「自分はこんなに頑張ったのだ」という問題集を見ると、自信になると思います。
もし、見ているうちに不安になれば、実際に解いてみましょう。
そこで解ければ問題はないですし、仮に解けなかったとしても、前回までで話した通りに勉強をしていれば、解けない理由は緊張感か、忘れたかのどっちかです。
自分の作った問題集、自分の書き込んだ問題集を見ると、思い出しますし、それにともなって、緊張感も薄れることにならないでしょうか。
実は、ブログで話した通りに勉強するのは非常に難しいです。
難しいというより、時間がかかります。
これまでザーッと雑に進めていたものを、1つ1つ丁寧に扱っていくので、これまで以上に時間がかかるのは、当然です。
予備校や学校で同じ内容の話を行いますが、実際これを継続できた生徒は少ないです。しかし、継続できた生徒には、それ相当の結果がついてきます。
余談になりますが、私の尊敬する先生、竹岡広信師の言葉にこのようなものがあります。
「恋愛は裏切るが、勉強は裏切らない」
実際、その通りだと思います。
私の話した勉強方法は時間がかかります。
しかし、その支払った時間分だけ、成績という形で返ってきます。
上でも書いたように、数学は積み立ての必要な教科ですので、1回の定期テストという短期的な視野で見ると、この方法を取っても上手く結果が出ないかもしれません。
しかし、その勉強は次回のテストに向けての積み立て部分となりますので(体が慣れるという意味を含めても)、「今回がダメでも、次回はきっと!」となります。
いつ、どこでその勉強が形になるかは、わかりません。
次のテストかもしれませんし、次の次のテスト、または高校入試や大学入試当日かもしれません。
合格を得たいのならば、私たちは入学試験のその日のその時間に向かって勉強するしかありません。
短期的な目線で見ることも大切ですが、1回の結果だけで諦めることなく、「継続」させるようにしましょう。
拙い文章でしたが、長らくお付き合いしていただき、ありがとうございました。
また、ここで皆さんの目に私の文章が入ることを期待して、私の連載は終わりたい思います。
質問や意見などがございましたら、遠慮なくコメントして頂けるとありがたいです。
では。
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