④【大問1つごとに丸つけ】
毎年多くの生徒と関わることの多い私ですが、その生徒たちを見ていて思うのは「問題への当たり方が雑」だということです。
「勉強はおもんない」と考えている生徒は多く、特に数学は嫌われやすい教科だと思います。ここで「数学は楽しいよ!」と言うつもりはありません。(実際、教科で考えると英語の方が面白いと個人的には思います笑)
だからこそ、バーっと雑にやって早く片付けたい気持ちはわかりますが、どうせやらなければならないのだから、短時間で少しでも多く吸収した方が効率的ではないでしょうか。。
短時間で多く吸収するためにオススメなのは
「大問1つ解くと、丸つけをする」
ということです。
数学は積み立てが必要な教科です。なので、積み立てがなければ解けません。
わかりやすく言えば「九九ができない生徒に、わり算の筆算を教えてもできない」ということです。
ここで仮にテスト範囲が20ページから40ページまでだとすると、当然25ページは24ページの内容が分かっていなければ解けませんし、その24ページを解くためには、23ページ、22ページと繰り下げられていきます。
それは1ページの中に限っても同じです。
同じページで単元が同じ場合は、大問1が解けなければ、大問2は解けません。
(解けるケースも当然ありますが、解けないケースの方が多いと思います。)
なので、大問1をやって丸つけ、間違いがあれば、解き直し。大問2をやって丸つけ、解き直し……と繰り返すようにしましょう。
また、このようにすると、大問2に当たるときは、大問1を乗り越えた自分になっているので、大問2も少しは解きやすくなっているのではないでしょうか。
スモールステップを繰り返して、全体を理解するようにしましょう。
これらを実戦して、テスト勉強をしているうちに、もうテスト前日になりますので、次回はテスト前日の勉強法について話したいと思います。
では。
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