様々な大学受験の種類
高校受験とは違い、大学受験は今は色々な種類があります。
AO入試なら、面接を受けて印象を残せば、学力がさほど重要視されないところもありますし、一つの大学でも複数の学科を一度の受験で申し込むことができます。
このように大学受験が多様化してきましたが、ここで高校の時に知っておいた方が良いことを述べておきます。
少し大人の事情が入っていることですが、少しでも勉強時間を削りたいとか、早く合格を決めてしまいたいという人にはおすすめです。
推薦入試は大人の事情?
今から書くのは、推薦入学についてです。
これは、文字通り高校側が生徒を大学に推薦するというタイプの受験です。
推薦入学と聞いて、学校内で頭の良い選ばれし者だけがもらえる特権だと思ったあなた、実はそうでもないのです。
ここで、学校側の立場になって考えてみましょう。
学校としては、生徒を良い大学に行かせて、学校全体の評判を良くしたいものです。
特に私立はその特徴が色濃く出ます。
頭の良い子に限られた推薦枠をあげたら、下のレベルの生徒は自力で良い大学へ行くことは困難になります。
ということは、もうおわかりでしょうか。
学校内でも偏差値が低い人に推薦枠をあげるのです。
何故なら、賢い生徒は自力で良い大学へ行くことができるからです。
このように、学校側が評判をあげるためにとる行動として、大人の事情がはさむケースがあります。
思わぬ落とし穴も?
どこの高校もそうとは限りませんが、推薦入学は企業も慎重に調べており、入社試験でこの受験方法で大学に合格した人は総じて一般入試をくぐりぬけてきた人と比べると学力が低いそうです。
しかし、この仕組みを知っている賢い生徒は、もともと学力はあるのに、クラスわけの重要なテストの場面でわざと手を抜き、下のランクのクラスに入るということに成功したという事例も出ています。
そこで推薦枠をもらうという目的です。
学校が生徒のためではなく、学校のために行っている推薦入学であるならば、学校の素常を先輩などから聞きだして注意をした方が良いでしょう。
真面目に頑張って3カ月も余計に勉強した人が、頑張っていないかもしれない人より優遇されない事態が起こり得ます。
しかし、おそらくここまでは生徒だけでははかりしれないこともあるため、親が、どんな入試方法があるのかを少し手伝って提示させるのも良いかと思われます。
学校によって、私立が第一志望の生徒でも、国立を受けさせて合格人数をあげるという名目が垣間見えるところもあるようです。
上手く活用して大学受験を乗り切ってください!
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