効果的な対象者
・センター英語が160点以上取れている人
・私立大学ではMARCH~早慶上智、国公立大学では地方国公立~旧帝大を目指す人
・単語・文法は一通り身に着けたが、構文がきちんと取れない人
・一文は読めるようになったが、文章全体が何を言っているのか分からない人
自分だったらこう使う
早慶上智や旧帝大を目指すとしたら夏やそれ以前に使用して、読解力向上を目指す。
単語・文法をまずは固めた後にこの講座を受講すると、構文がきちんととれるようになり、英文解釈の基礎が完成するだろう。また、英文全体の言いたいことをきちんと掴む練習としても最適である。
推奨受講期間
基本的には1日に1講で、1週間で5講程度見れば良いだろう。
前期・後期合わせて24講あるので、2か月ほどで終わらすことができたら、自分の成長がはっきりと感じられると思う。
総評
前期は主に1文をしっかり読めるようになることに重点が置かれてある。
ここでは、学習者がつまずきやすいポイントをまとめて、体系的に整理されてあるので、非常にありがたい。
参考書で独学するには難しい点も多く含まれており、塾に行けない人にとっては、大変役立つ内容である。
また、講義自体も非常にわかりやすく、丁寧に指導してくれる。
知識のつながりを重視して、これまで知らなかったことはもちろん、既知の知識がつながる喜びも感じられる。
前期の後半~後期の前半にかけては、<論理展開編>として、文と文のつながりを学べる。
例えば、具体と抽象や、同意表現、対比などである。
特にこの分野は参考書に書かれていることは少なく、学ぶ価値がとても高いであろう。
後期の主な内容は、<背景知識編>と称した、長文の読解問題である。
ここでは、変な読解術に頼るのではなく、しっかりと1文1文構文をとって、訳してくれるので、多少学力が及んでいなくても理解しやすい。
また、真の読解力をつけつけるためには、本講座のような硬派な長文の読み方が必要であろうから、その点からしても有益である。
この読解問題の際にも、今まで習ってきた知識を使い、復習してくれるので、知識の定着に役立つであろう。
一般の受験生にとっては少し難しめかもしれないが、肘井先生がおっしゃっているように、練習で難しい問題で苦労してこそ力が付くのだから、ぜひとも活用してほしい。
最後に、この講座は予習・復習が必須となっている。特に音読10回は、大変強調されているので、そこを怠らないように活用してもらえればよいと思う。
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