皆さんこんにちは!
今回は、社会人になってから受けるかもしれないTOEIC、学生のうちに受験してみては?というお話です。
TOEICという言葉を初めて聞いた人も、知ってはいたけど興味がないという人も、この記事を読み終わる頃にはTOEICを受けたくなっているかもしれません。
☆そもそもTOEICって何?☆
TOEIC(トーイック)とはTest of English for International Communicationの略称で、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。
リスニングセクションPart1~4(45分間・100問)
リーディングセクションPart5~7(75分間・100問)
からなるマーク方式のテストで、スコアは990点満点。
月に1度、全国各地で一斉に行われます。受験したい人はTOEIC公式サイトで申し込もう!(※2015年4月現在)
☆TOEICを受験するメリットって?☆
学生から大人までTOEICを受験する全ての人に共通して言えるのは、学習のモチベーションを向上させるツールとしての価値です。
語学というものは継続すればするほど身につくものなので、毎日コツコツと英語を学習していれば、TOEICのスコアは着実に上がっていきます。
自分のスコアが上がっていくのが面白くて、もっと高い点数を取るためにどんどん学習するという好循環が生まれます。
一方で、スコアが高いほど就職活動で有利になったり、企業においては昇進・昇格の条件になっていたりと、実質的な恩恵も多々あります。
私の場合は、大学院進学の際にTOEICが必要だったので受験しました。スコアは秘密です(笑)。
☆具体的にはどんなテストなの?☆
前述した通り7つのPartに分かれており、それぞれ特徴があります。
初めて受験する人は過去問などを解いて、まずはこの形式に慣れる必要があるでしょう。
<Part1> 写真描画問題(全10問)
紙面には写真だけがあります。4つの文が読み上げられるので、そのうち正しいものをチェックしましょう。まずは小手調べといったところでしょうか。
<Part2> 応答問題(全30問)
1人が文章を読み上げた後、それに対する答えとして3つ文を読み上げるので、その中から正しいものをチェックしましょう。
時制や5W1Hを聞き逃さないように頑張ってついていきます。
<Part3> 会話問題(全30問)
2人の会話を聞き、その内容に関する3つの質問に、各4つの選択肢から答えます。
会話文は音声のみですが、質問文と選択肢は紙面に書かれています。
質問文と選択肢が書かれていることがポイントで、音声が始まる前に先読みすることが効率よく回答するコツです。
<Part4> 説明文問題(全30問)
問題形式はPart3と同じですが、会話文ではなくラジオ放送や店内放送などの説明文となっています。
<Part5> 短文穴埋め問題(全40問)
短い問題文に空欄があるので、そこに入るべき語句を4つの中から選びます。単語帳で身につけた語彙力を発揮しましょう。
<Part6> 長文穴埋め問題(全12問)
長い問題文に複数の空欄があるので、そこに入るべき語句を4つの中から選びます。
<Part7> 読解問題(全48問)
様々な設定の長文が書いてあります。
その内容に関するいくつかの質問に各4つの選択肢から答えます。文章が2つある場合もあります。
☆今回のまとめ☆
今回はTOEICを受験するメリットとその内容についてご紹介しました。
とはいえ、高校生の皆さんは学校の試験や大学入試センター対策、2次試験対策などやらなければならない英語の試験がたくさんあります。
TOEICはあくまで学習到達度を計る目安として、有効利用してみてはいかがでしょうか。
☆おまけ~TOEIC対策~☆
リーディングだけなら学校の教材で文法や語彙をしっかり覚えて、Partごとの時間対策をしっかりすれば高得点が狙えると思います。多くのTOEIC対策用のテキストに共通して書かれていますが、Part7までにどれだけ時間を節約できるかが鍵となります。
一方、リスニングの対策方法としておすすめなのは、CDが付属しているTOEIC対策用のテキストで学習することです。学校の図書室で借りるか、英語の先生に買ってもらいましょう!
おすすめのテキストはこの究極シリーズです。Partごとに分かれているので、苦手なPartを集中して対策することができます。先生と生徒の対話形式が見ていて面白いです。
また、こういった目標スコアごとの単語帳もあります。目標がはっきりしている人には役立つかもしれません。
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