それでは前回の続き、富永さん(仮名)のケースを引き続きご覧ください。
前回はこちら→聞いてみたい!実際の中学受験までの勉強方法について(あるご家庭の場合)
聞いてみたい!実際の中学受験を選択する過程について(あるご家庭の場合)
必ずしも大手ではない?
富永家では2人の娘がどちらも中学受験を経験しました。長女も次女も志望校に合格することができ、今は学生生活と趣味、また勉強も両立して充実した学生生活を送っています。
それもこれもすべて、受験勉強でお世話になった塾のおかげです。
塾で勉強することの楽しさと厳しさのどちらも教えてもらえたからこそ受験に成功したのではないかと感じています。
富永家の場合、もともと勉強が好きなほうではなかったため、小学4年生から塾に通うにあたって、あまり競争心だけをあおったり、テストの点数がすべてという名門の塾には向かないのではないかと感じていました。
そこでいくつかの塾を見て回ったり、近所の評判などを聞いて、最大手ではありませんが地元密着の大手の塾を選択しました。
先生次第?
何よりもよかったのは学年担当の先生がいて、テストの点数以外にも塾での態度や宿題の提出状況などを学校とお内容にしっかり見てくれ、気になるところは自宅にも連絡を入れてくれる点でした。
体調を崩して休んだ時にも当日の進み具合や宿題、次回の小テストの範囲などを懇切丁寧に電話で教えてくれたものです。
そして、土曜日は自習教室を開放していて、普段の授業で聞けなかったポイントも講師に質問できるという仕組みがありました。
最大手の塾でも同じような仕組みがあるのかどうかよくわかりませんがこうした仕組みや雰囲気が2人にはマッチしていたのではないかと思います。
しかし、本人の学力に合わせたクラス分けやテストは実力主義として必ず必要になるものです。
学ぶことの面白さを教えてくれる
富永家もこの勉強の面白さを学ぶことと、競争に打ち勝つことのバランスをうまくとることで受験勉強を継続できたのではないかと思います。
ですから、受験をこれから目指すお子様をお持ちの親御さんにはとにかく自分の子供の適正をよく見て塾を選んであげてほしいと思います。
いくら学力があっても一番接することが多い塾との相性が悪ければ学力が伸び悩むどころか受験勉強に嫌気を指してしまうかもしれません。
そして、塾のすすめもあって、小学6年生になっても週に1日は休憩日を子供に与えていました。
二人の息抜きはテレビとクラシックバレエのレッスンでした。
いくら受験が厳しいといってもハートが負けてしまえば、元も子もなくなるからです。
このあたりは最大手でもどこでも同じような方針なのかもしれませんが。
是非、お子さんにあった熟を見つけてあげてくださいね!
聞いてみたい!実際の中学受験までの勉強方法について(あるご家庭の場合)
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