■簡単に暗記をする方法は存在しない
私が受ける受験相談で一番多いのは
「暗記が苦手なんです」という悩みだ。
究極のことをいってしまうと彼らは
“覚える気がない”!!!
私が質問をする人によく問うことは、
「じゃあ、例えば今目の前にある10個の英単語を2分以内に覚えないと
殺されるとする、覚えられる?」
と聞くとほぼ100%の確率で返答は”YES”なのだ。
つまり、絶対に覚えなければならないという危機感が足りない。
しかし、危機感を作り出すのはそう簡単な事ではない。
では、どうするかと言えば、
相談してくれた人が期待していない答えだが、地道に一つずつ覚えるしかないのである。
おすすめの暗記法を紹介しよう。
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<用意するもの>
①赤シート
②緑ペン(塗りつぶし用)
③青ペン(練習用・水性ペン推奨)
④暗記ノート(薄いノート推奨)
<手順>
①暗記するものを上から一つずつ確認。
②途中で答えられないものが出たら、
3回言いながら書く、そして暗記するものの一番最初に戻る。
③繰り返し。
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いわゆる、覚えられるまで先に進めない方式だ。
この方法を行うとわからないものは何回も繰り返すことにより、
必然的に回数をこなすことになる。
また、終わるまで先に進めないのでイライラして勝手に自分を
精神的に追い込むことになる。
暗記の仕方は人によって合うもの合わないものがあるので、
色々と試してみて欲しいが、結局どの方法をとるにしても、地道な努力が必要である。
英単語・英熟語などは回数をこなして長期記憶することが必要なため、
低学年のうちからぜひ行っておきたいものだ。
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