このシリーズでは毎回一つずつ勉強の敵である「眠気」への対策や、「眠気」にまつわる話を
科学的に効果が保証されている(っぽい)ものから、迷信級にうさんくさいもの、あで紹介していきます。
第一回の今回は「カフェイン」についてとりあげます。
眠くなった時、もしくは眠くならないように勉強するときにコーヒを飲む人が多いと思います。
コーヒーに含まれる物質である、カフェインには目を覚ます作用があることは聞いたことがある人も多いでしょう。
しかし、以外と知られていないのは、実はカフェインが一番多く含まれている飲み物は、
日本茶の一種である玉露だということです。
(ドリップ)コーヒー150mlあたりのカフェイン含有量が100gなのに対して、
玉露には150mlあたりカフェインが180gも含まれているのです。
なまじエナジードリンクを飲むよりも多くのカフェインを取れるとも言われています。
また、コーヒーに次いでカフェインが含まれている飲み物で代表的なものは紅茶や緑茶などが挙げられます。
あまり知られてないものではココアにもカフェインが含まれています。
ただ、カフェインを飲むにあたって2点注意があります。
1点目はカフェインには利尿作用があること。
要するにトイレが近くなります。目を覚ますためにと試験直前にカフェインが含まれた飲み物を
大量に飲もうものなら、試験中にたちまちトイレに行きたくなってしまいます。
2点目は就寝前に摂取しないようにすること。
カフェインの持続時間は8時間にも及ぶと言われています。
就寝時にカフェインの目を覚ます働きが残っていようものなら
結局トータルの睡眠時間を減らしてしまうことになります。
やっぱり、一番の眠気対策は夜によく寝ることなので
用法容量をよく守ってカフェインを摂取するようにしましょう。
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