さて、今日は「勉強法」に関してです。
この記事を見ているくらいですから大学生、高校生、中学生くらいが多いでしょうか。
まず、伝えておきたい事。
大人に騙されないように!!
大学受験であろうが、ちょっとした資格試験であろうが、本質は同じです。
そもそも市場が飽和状態の日本の教育業では、いかに大学受験は難しいのか?というのを説明して、本来的には不要な勉強をさせようとしてきます。
大人は怖いですね笑
さて、本題、勉強とは
今、自分がいるところから、ゴールまでの差を埋める一連の行為です。
以上。
すごくシンプルです。
それを大人達に喧伝された誇張表現で、変に受けとめないように。
それを大人達に喧伝された誇張表現で、変に受けとめないように。
A:目標とする位置(ゴールのレベル)
↑↑
|
|
|この差を埋める行為=勉強
|
↓↓
B:今自分がいる位置(学力)
では、その差を埋めるために必要なことはなんだろうか?
余談ですが、実は、大人の世界では、この類いの問いを解決するとお金がもらえるんです。
つまり「問題解決」をすることによって、対価をもらう事ができます。
商品開発であれば、今までなかったものを通じて問題を解決。
サービス業であれば、今まで体験した事のなかった価値を提供して解決。
受験勉強とは突き詰めていくと、問題解決であり、皆さんのご両親が、皆さんを育てるために日々努力していることと全く同じなんです。
そう思うと、勉強をする意味ってあるの?という疑問も少し晴れるかもしれません。
今後生きていく上で絶対に必要なことをダイレクトに訓練できるのですから。
~余談終了~
さて、本題。
差を埋めるために必要な事。
大前提:適切な期限設定(これをしない日本人は本当に多すぎる。時間が無限だと錯覚しているかのよう)
(1)、全範囲をいち早く知る
(2)、その反復&暗記=定着
(3)、演習=わかるものと間違ったものを分ける。
(4)、(2)と(3)の繰り返し。
これだけです。
あとはこれを逆算していくだけなんです。
これができれば予備校なんて不要です。
逆算して大学受験で例えよう。
本番まであと、16ヶ月あるとする。今を起点にすると、
高2の9~3月+高3の4~12月の16ヶ月間。
(3)の演習と(4)には、志望の大学の過去問期間も含め4ヶ月はやりたい。
(2)の反復暗記が腑に落ちない子が多いのですが、部活で例えれば明白だろうか。
(2)は日々の訓練、素振り、パス、シュートにあたる。おそらく一番時間を費やすポイントだろう。
やはりここは6ヶ月は欲しい。
するとその時点で、全てを知るという行為を終えてから10ヶ月が必要になってくる。
であるならば、残り6ヶ月をかけて(1)全範囲を知ればいいだけです。
合格するかどうかの肝は6ヶ月で志望とする大学の全範囲を知る事ができるか?
これに尽きます。
教育業界の現場にいると、
勉強方法や、予備校探しに奔走している高校生や、親御さんがたくさんいるのですが、
費用をかけるのであれば、受験をギャンブルにするのはナンセンスです。
なぜ、感覚的に予備校を選ぶのか。 。。
ビッグデータや統計学こそ21世紀最もセクシーな学問だと騒がれていますが、
予備校業界だってバカじゃない。
長年ストックしてあるデータを見て、ひとつの行為を終え、結果が出るのにかかる時間の平均値を出せば先は予想できます。
つまり、平均的な高校生がどれくらい勉強時間(インプット+アウトプット)を確保できれば、難関大学に合格できるか!!です。(もちろん期間的に不可能かどうかも)
しかも、21世紀現在、私学のほぼ全てが客観式の問題(マーク式)を使用しているわけですから、余計先が読みやすいです。
持ち時間を把握し、そこから逆算してやるべき事を絞る。
すごくシンプルでしょう?
中には例外的な準備期間で受かる人もいますが、
繰り返したい。
100万近い教育費を投資して、受験をギャンブルにするんですか?
例外を求めますか?
まとめます。
大学受験の勉強なんてすごくシンプルです。
大前提:期限を決める
(1)、全範囲をいち早く知る
(2)、その反復&暗記=定着
(3)、演習=わかるものと間違ったものを分ける。
(4)、(2)と(3)の繰り返し。
予備校や怪しげな通信教育に騙される事なく、シンプルに問題解決をすれば、
誰でも目指す大学にいける時代になってきました。
また、(1)の全範囲をいち早く知る
という行為向けに、スタディサプリという面白いサービスも出てきています。
誰でも簡単に合格する可能性はあるんです。
しかし、多くの人間にこれができない。
理由は、
1、コーチの不在(コレに関する記事は前回書きました)
2、予備校に入るから。
次回は、せっかく高い費用を出すのに、大学合格を遠ざける予備校の仕組みについて深く考えてみようと思います。
受験の相談、カリキュラム作成依頼は⇒お問い合わせ
さらに、あなたに合った細かな学習方法についての相談は⇒あっとコーチ
現役高3生です。
慶応大学理工学部を目指しています。
この前のセンター模試は英数2B化が4割、数1A物が8割でした。
進研ゼミと学校の参考書を使って勉強しています。
最近このままの勉強で受かるのかなと何度も思います。周りの人を見返すためにも慶応大学に行きたいという気持ちは強いです。でももう受験も近づいてきて間に合うのかなという不安だらけです。そろそろ現実を見て下げた方がいいかなとも思っています。因みに英語がとても苦手です。このまま目指していって大丈夫なのでしょうか?
こんにちは!
志望校というのは現時点で下げなくてもいいのではないでしょうか?というのも、志望校を変えることによって変わるのは志望校の過去問を解くかどうか、という所だからです。
現時点で過去問に着手出来るレベルなのはⅠAと物理かと思いますが、その他の教科はセンターレベルの強化が必要ですよね!
結局の所センターレベルが上がらないと過去問にも着手出来ない訳ですから、上がりきっていない科目は徹底してその対策をしましょう。
慶應ということで、現実的には現時点で英語も8割であればかなり楽かと思いますが、そこが厳しい所かも知れません。
是非頑張って周りを見返してください!
現役高3生です。
埼玉大学教育学部中学数学コースを目指しています。この前のセンター模試は、
国語6割、英語6割、数学ⅠA6割5分、数学ⅡB6割、物理5割5分、化学4割、地理4割5分で、7科目で、5割5分でした。センター本番では、
国語7割、英語8割、数学ⅠA9割、数学ⅡB8割、
物理8割、化学7割、地理7割で、7科目で、
75%以上をとれるようにしたいです。
残り3ヶ月ちょっとで、20%UP、点数にして180点UPするにはどうしたら良いでしょうか?理系ですが、化学が苦手で、物理も微妙です。地理は、勉強不足なので、これから増やしていこうと思います。
また、2次試験対策として、数学(ⅠAⅡB)もやっていこうと思うので、今何をすべきか教えていただけると幸いです。
最後に、自分は埼玉大に合格できるかどうか聞きたいです。
長文失礼しました。
こんにちは!
率直にお伝えします。
残り3か月の所で、現状の得点率は正直厳しいと思います。もちろん大逆転のシンデレラストーリーもある事はあると思いますが、現実的には中々大変です。
例えば、英語が9割ある、とか何かの科目が完成していて、他の科目がまだ、ということであれば可能性はかなり変わります。
二次試験の対策も必要ですが、センターをクリアしない事には二次には進めません、センター8割取れての二次対策、と考えて間違いないかと思います。
最後に、合否ですが、こればっかりは分かりません。ただ、上記から判断するにかなり大変な事は間違いありません。
ですので必ず私立の受験も合わせて考えましょう!むしろ私立の3科目に絞れば大学のレベルは上げる事は可能かと思います。
万が一の浪人になってしまったとしても今年度、私立でどこまでのレベルに到達していたか、というチェックは必要です。
どちらにせよ最後まで諦めずに頑張ってください!
以前に投稿させてもらったものです。
第一志望 埼玉大教育学部中学数学科
第二志望 宇都宮大教育学部数学科
私立併願大 文教大 日本大 玉川大 明治大
を考えています。
最近の模試の結果は
科目 進研模試(11/8) 河合センター(11/30)
英語筆記 155 133
リスニング 34 22
国語 120 128
数ⅠA 85 79
数ⅡB 54 64
物理 69 48
化学 63 69
地理 34 53
でした。ちなみに進研模試では、埼玉大D判定、宇都宮大B判定、文教大B判定でした。
過去問では3年分くらいやって、英語7割、国語5割、数ⅠA8割、数ⅡB7.5割、物理6割、化学5.5割、地理5.5割です。
センターまで残り約一ヶ月半ですが、ここから古文漢文、物理、化学、地理に重きを置いて行こうと思いますが、どのようにしていけばよいでしょうか?教えていただけると幸いです。ちなみに一日の勉強時間は、平日7時間、休日12時間で、そのうちの約半分を英数に費やしてきました。12月に入るので、英数の割合は減らしていきます。
長文失礼しました。
こんばんは!
遅くなりました。
この時期ですので、基本はセンター対策でセンターの過去問を徹底してやれば良いと思います。
ただ、二次の過去問も並行して進めないといけないので、9:1から8:2くらいでセンターに比重を置いてやっていけばよいかと思います。
センターの8割は必ず狙ってください。理系だと思うので国語で8割とは言いませんが、得点率が高いので7割くらいは何とか取りたい所です。
とにかく各科目8割に満たない所の学習時間の比率を上げてください。
では頑張ってください!