※2014年4月1日より、スタディサプリ読解編や文法編の前期・後期が一緒になりました。
メインの内容:
前期では短い文章を正確に読む訓練をしたので、
その知識を使い長文を読み解く訓練。
効果的な対象者:
単語をある程度覚えて、品詞分解が自分でできるレベルの高校生。
センター試験で120点を超える生徒。
それ以外の人はまずは単語の暗記と、文法の理解&暗記をやろう。
そして、高3 スタンダードレベル英語 読解編の前期を必ず受講すること。
自分だったらこう使う:
○マーチレベルを志望する高校生に対して、夏休みを使って7月後半or8月前半までに受講を終わらせるように使う。
(8月後半からはセンター過去問演習や、私大の過去問演習を自分でやりたい。)
○1・2年生で難関大を狙う際の授業として利用。(学校の授業との兼ね合いに注意。進学校であれば同じような授業をやるのでことさら受けなくてもよい。)
この授業を受けたあとのゴールは「センター過去問を解いて答えを見てわからないところがないレベル」を目指す。
センター試験レベルで120点取れない子は内容が理解できないだろうから、スタディサプリ高校1・2年の英語をやるべき。
推奨受講期間:
週に2~3コマペース。
構成:
第13講 具体と抽象① 61分
第14講 具体と抽象② 60分
第15講 対比 56分
第16講 否定類似表現 58分 –
第17講 因果関係 56分 –
第18講 指示語の特定 63分 –
第19講 心理学 59分 –
第20講 幸福論 51分 –
第21講 社会論① 53分 –
第22講 社会論② 56分 –
第23講 言語論 69分 –
第24講 科学論 60分 –
13講から24講までで前期でならった短文を正確に読む力を利用して
長文を読む訓練。
「はじめに」:
前期と同じ。
端的に3点を伝えている。
1、すぐできると思うな。少なくとも半年は成績が上がらないと思え。
2、反復=音読を徹底的に。
3、この講義では本当に初歩になるレベル(1から)は教えないよ。分からないところをお効率よく教えるよと。
本講義に入るのが少し楽しみになる。
丸暗記ではなく法則を覚えろという話し。
「予習復習」:
前期と同じ。
①問題を解く→辞書でわからない単語を調べつつ、構文把握もやっておいて。
予習は1時間程度で納めてくれ。
②授業は集中して聞け。
③復習が圧倒的に需要だぞ!実は予習とリンクしている。自分で把握した構文などを確認してくれ。
全訳を照らし合わせながら構文をとれ。
それが終わったら単語の暗記をしよう。
巻末の語彙リストを使ってくれ。
最後に絶対音読をやってくれ。10回音読をするという習慣をつけてくれ。
復習は2時間かけてくれ。要領が良ければ1時間でいいよ。
④復習テストが用意されているのでやってくれ。
総評:
テキストは親切で、日東駒専からマーチレベルと書いてあるのでレベル判断がわかりやすい。
しかし、このレベルの内容を日東駒専志望者が理解できるかどうかは厳しいだろう。
「スタンダード」とは言うが、センター試験120点を超える程度の英語力がないと言っていることが理解できず時間の無駄に終わる可能性が高い。
夏までにこの授業を受け終わり、先生が言うように音読を10回ずつする。
目指すレベルはセンター試験で解説を見ればわかならいところがなくなるレベル。
このレベルが高2でできれば早慶は堅いだろう。
3年から受験勉強を始めよう!と思っている高校生が、センター試験で120点も取れないのに「スタンダード」だからという理由で挑戦しても全く理解できないだろう。
個人的な感想だが、予備校の先生は、今回の授業のようにテーマごとにテキストを作る人がいるが、
大学入試においてそのテーマを理解していないと解けない問題なんて皆無。
また、実際試験解いている際に、「あ、これ以前やったテーマだ」なんて考えることもない。
英語は英語。
なので、13-18講座まで、読解の観点を身に着ける章立てはいいのだが、
それ以下のテーマごとの長文は別にそれじゃなくてもいいだろうに。
と思ってしまうね。
内容はすばらしいですよ。
この授業を自分がどうやって活用すべきかが不安な人、ご相談ください!
記事提供:スタディサプリ研究所
コメントする