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さて、part1で基本的な暗記の目的を知ってもらいました。
ここではより実践的に暗記の目的について考えてみましょう。
処理速度が上がる
暗記をする事は物事を覚える事、という事が一番の目的ではありますが、その効果として暗記をすることで問題を解く際の処理速度が上がります。
格段に上がります。例えば英単語、意味を知っていて文章を読むのと、その都度辞書を調べたら・・・結果は明白ですよね?
地道な作業ではありますが、勉強自体の進むスピードが速くなる、効率的になる、と理解しましょう。
授業などの学習の効率を最大限高める
授業で分からない英単語や数式などが出てくるとその時点で分からなくなってしまい、その後は分からない状態で授業が進んでしまいますよね?
もし、しっかりと必要な知識を暗記できていた場合、こうした事が無くなり、授業を受ける効果が高まります。
また、試験に必要な解法などを得るためには授業の100%に近い理解が必要です。試験は授業の内容の発展ですからね。
授業の理解の効率は前提の基礎知識がないと低くなってしまいます。せっかく受ける授業です。効率は高めたいですよね。
理解する事
実は暗記においてはこれが最も重要です。最も意味が無いのがいわゆる「丸暗記」という奴です。これは本当に一過性のものです。
思い出してみてください。テストの前の一夜漬け。本当に良く覚えられますが、テストが終わるときれいさっぱり忘れてしまっていますよね?
あれは、覚えた事が短期記憶として蓄積されているため、脳に長期的に保持できないからです。
これを丸暗記ではなく、理解しながら覚えると効果は全く変わってきます。
アウトプットすること
覚えた事がすんなり出てくる状態が本当に「覚えた」状態です。
覚えたつもり、になってしまっている状態はまだ覚えていないのと一緒です。
特に意識せずに出てくる状態、これが定着している状態です。
BOOKという英単語を見て、本、とわざわざ訳さなくても読めますよね?全部がそうなるのは難しいですが、こういう状態になれば怖いものなしです!
頑張ってください!
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